4.ステロイドと夫婦喧嘩

4.ステロイドと夫婦喧嘩|私と娘のアトピー改善体験記

ステロイドと夫婦喧嘩

ステロイドと夫婦喧嘩

娘が幼稚園に入園して、初めての夏を迎えた頃。徐々に暑さが増していく中で、
腕の関節に毎年恒例の汗疹が出始めました。

 

いつものことだと軽く考えていたのですが、その年は痒みが強く、どんどんひどくなるばかり。

 

寝ている間に掻き壊して出血し、ジュクジュクになって黄色い膿が出てしまうことも増えてきました。
夫は、すぐに小児科に行って、薬をもらってきて、塗った方がいい。
掻いてしまうから、なかなか治らない、と言います。

 

私が、これは何か原因があって出てきているのだから、薬を塗っても治らない、と夫に言うと、
じゃあ原因って何だよ?と夫は怒ったような口調で言ってくるのです。

 

でも、私もその時にはまだアトピー性皮膚炎の原因がハッキリとはわかっていなかったので、きちんと言葉にして伝えることができませんでした。
ただ、ステロイドで苦労していた父と姉のことを思うとやっぱり薬を使う気にはなれず、薬は塗らない、と夫の申し出を頑なに断りました。

 

 

今思い返すと、あの頃が一番、夫婦仲が悪かったと思います。
お互い娘のことを思う気持ちには変わりはないのですが、アプローチの方法が違うのです。

 

 

薬を塗れば治ると思っている夫。
原因を取り除かなければ、薬を塗っても治らないと思っている私。

 

 

薬は目に見える症状を抑制したり軽減したりはしてくれますが、それはあくまでも対処療法であって、
症状自体の原因を取り除くことはできないと私自身は思っています。2人の話し合いは、いつまでたっても平行線でした。
結局、2人の間で折り合いを付けた結果が、とりあえずこれ以上ひどくならないよう腕の関節に包帯を巻いておこうということでした。

 

一番ひどい部分にガーゼを置き、掻いてしまわないよう
手首のすぐ上あたりから幅広く包帯を巻いていきます。

 

ジュクジュクの部分はガーゼがくっついてしまうので、無理にはがすことはせず、お風呂に入る直前にガーゼ部分にシャワーでぬるま湯を当て、そっとはがすようにしました。夜は娘が腕を掻いてしまわないよう注意し、娘が包帯の中に指を入れて掻いてしまいそうな時は、私が包帯の上からチクチクと指で痒い部分を押してあげるようにしました。

 

もちろん、私が寝ている間に、娘が勝手に腕を掻いてしまって、朝起きると包帯に血がついていることもありました。でも、幼稚園年少、年中の夏と、包帯作戦で何とか腕の痒みを乗り切り、秋が過ぎて冬が来る頃には、痒みも少しずつおさまっていきました。

 

 

このまま良くなってくれれば、と強く願っていたのですが、そううまくはいかなかったのです。



ホーム RSS購読 サイトマップ
TOP