アトピー性皮膚炎とアレルギー体質

「落屑(らくせつ)」って一体何?

落屑(落屑)って一体何?

 

落屑の画像

 

「落屑(らくせつ)」とは、読んで字のごとく剥落した皮膚が屑のように見えることからそう呼ばれる、アトピー性皮膚炎などに付随した症状のことです。(「落屑症候群」というのはまた別の、瞳の疾患のことを言います。)

 

部位によって剥がれ落ちる落屑の大きさは様々で、場合によっては皮膚が剥がれていると言うよりは、「肌が白く粉をふいている」という風に見られることもあります。剥がれ落ちた皮膚はちょうど、頭皮のフケのような状態です。

 

アトピー性皮膚炎で見られる各症状については個人差、そして年齢などが大きく影響してきます。子どもの頃はじゅくじゅくとしたただれのような湿潤状態、湿疹に悩まされていた方でも、一般的に思春期〜大人になるとだいたいが乾燥しがちになります。

 

このように乾燥型のアトピー性皮膚炎に移行すると、湿疹やただれの部分に、大量の白い皮膚が浮く剥離が起こるようになります。これが落屑、および皮むけという症状です。

 

皮むけと落屑はかなり似ているのですが、肌の新陳代謝プロセスにおいて性質が異なります。皮むけの場合、皮膚の剥離後には新たに角質を持った皮膚が表面層まで出来上がっており、一見するとつるりとした皮膚がむけたように見えます。ほぼ治りかけの状態といっていいでしょう。

 

ですが落屑の場合は、新しい皮膚に角質が未だできていないまま、表面の古い皮膚が落ちてしまっている状態なので、むけたあとの皮膚は赤くただれたように見えます

 

アトピー性皮膚炎の場合、肌部分の新陳代謝のサイクルが異常に速くなり、本来であれば一度むければトラブルを持たない肌が生まれてくるはずなのですが、これが何回にもわたって続く状態が起こります。

 

肌状態の回復のためには、この乾燥した皮膚が剥離する現象はなくてはならないものです。ですが新陳代謝サイクルを何度繰り返しても、落屑状態が続いて表皮に守られない未完成状態での皮膚が露出し続けるのは非常に不快です。患部に強いかゆみが感じられることもよくあり、ついかいてしまったりしてますます新陳代謝のサイクルが止まらない…ということもあるでしょう。

 

この落屑状態が長く続くようであれば、かかりつけの皮膚科の意思に判断を仰ぎましょう。乾燥しているので保湿ケアが向く場合もありますが、実は何もつけない方が回復が早まる場合もあります。個人差をよく見極めた、信頼のおける医師に相談しましょう。

 

また、アトピー性皮膚炎に比べると少数派ですが、同様に皮膚疾患の「乾癬」でも、同じように白っぽくフケ状態の皮膚が剥離を繰り返し、ただれた赤い皮膚が炎症を起こし続けるという症状がよく見られます。かゆみを伴う点なども共通しており、混同しがちなので、専門機関に相談して対策を立てるようにしましょう。

関連ページ

アトピー性皮膚炎とアレルギーの違い
アトピーで出る「膿」とは
アトピー性皮膚炎からの感染症
アトピーとオロナインの関係性
アトピー性皮膚炎とうつ病
アトピーと円形脱毛症の関係性
雨の時に肌のベタベタの解消方法
雨が降ると湿気のせいで肌や体がベタベタしますよね。とっても不快になりますよね。それだけで普段の生活が嫌になってしまいます。ベタベタする肌や体を少しでもさっぱりするにはどうしたらいいのでしょうか。解決方法を調べてみました。
お酢の肌への効果
お肌のスキンケアに効果のある対策として、食事を工夫するという方法があります。 普段から食生活に気を付けることによって、お肌の基礎部分から改善をすることができるのです。
鮫肌ってどんな肌のこというの?
鮫肌は毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)ともいい、胴体部分や肩、尻、手足、胸などに多く現れます。鮫肌のほとんどは生まれつきによるもので、10代半ばから後半くらいから現れ始め、加齢とともにその症状は軽くなり、40代くらいに差し掛かるとあまり目立たなくなる場合が多いといった特徴があります。鮫肌の見た目としては、次のような症状があります。
ストレスによる肌荒れ
女性にとっては、ストレスがお肌の敵であることは言うまでもありません。ストレスによって潤いが不足すると、肌がカサついたり、痒みをもたらしたり、吹き出物ができたりする他、シミやたるみなど様々な肌トラブルの原因となります。

ホーム RSS購読 サイトマップ
TOP